今やビジネスに必要不可欠となった、ビジネスコーチングについての書籍たち
セルフ・コーチング入門 (日経文庫)セルフ・コーチング入門 (日経文庫)
本間 正人 /松瀬 理保
日本経済新聞社 刊
発売日 2006-04



振り返る機会と、振り返りかたを提供してくれる 2007-02-25
本書が出色なところは、新書サイズに無理なくセルフ・コーチングのノウハウを展開していること、文章が丁寧で読みやすいこと、そして、ケース・スタディ(よく出来ています)とワークシートによりセルフ・コーチングの実践のしかたが具体的に示されていることにあると思われました。

"WISDOM","五つの罠"など、文中のキーワードもセンスよく感じられました。

私は、休日にジムでバイクを漕ぎながら本書を読み、帰宅してからワークシートの作成にチャレンジしました。自分の自分に対する思いを文字や図表に表現することは、はじめは照れくさいものを感じましたが、就寝まえになんとか完成させました。

本書は、勤め帰りに書店で何気なく「週末のお供」として購入したのですが、わが身を振り返る機会と、振り返りかたを私に提供してくれました。


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コーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくるコーチング・マネジメント―人と組織のハイパフォーマンスをつくる
伊藤 守
ディスカヴァー・トゥエンティワン 刊
発売日 2002-07-24


日本における唯一の「国際コーチ連盟マスター認定コーチ」が、理論から実践までを体系的に著したコーチングの「基本書」である。理論については、たとえば、コーチングの基礎である「人の話を聞く」という行為を、生物細胞のオートクラインという働きによって説明することにより、他人の話を聞く能力を向上させる方法が詳述。また、人間の性格や価値観をコンピュータのOSにたとえ、コーチとしての能力を維持向上するためには、常に自分のパーソナルOSをバージョンアップしていく必要がある、と指摘しているところが興味深い。
もちろん、コーチングスキルの方法についても十分ページが割かれており、特に相手への要求(リクエスト)の方法、話の聞き方(リスニング)、質問の仕方(クリエイティブクエスチョン)など、要点は具体例を交えながら詳しく書かれている。また、一般の読者だけでなく、プロのコーチあるいはコーチをめざす人も対象にしているため、「現役コーチのためのチェックリスト」「コーチのコア・コンピタンシー」といった項目も設けられている。
文章は簡潔で読みやすく、予備知識がなくても十分に理解できる。また、チェックリストや各章のまとめなど、実用に役立つ工夫も凝らされている。コーチングを小手先のテクニックではなく、理論からしっかり学びたい人におすすめの1冊。(戸田啓介)

コーチングの教科書 2008-01-26
「一方通行ではなく、双方向でアイディアを出し合い、それを検討する。行動に移すためのアイディアもまた双方向のコミュニケーションから生み出す、この一連のプロセスをコーチングといいます」とあるように、コーチングは「教える」のではなく、「自発的な行動を促す」コミュニケーション手法の一つです。

コーチングは、目標を明確化し、さらにそれを達成するための行動を明確することを通して、目標達成を促すことができます。



本書にはそういった、コーチングとはどのようなものかから、基本やスキル、導入の仕方までを解説しています。

本書を読むことで、コーチングに関する知識は一通り身についてしまうと思います。

しかし、コミュニケーションの一つであるだけに、本で学ぶのには限界があると思います。

本書で伊藤氏が薦めるように、自分にコーチをつけるのはとても効果がありそうです。

各章ごとにポイントレビューがあり、また最後についたコア・コンピテンシーもついているため、とても親切ですが、内容が充実しているため、コーチングを知らない方が一度読んだだけでは整理が難しいかもしれません。

コーチングを身につけたい方にお薦めです。


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